子育てコラム

災害時の備えを見直してみませんか? ~小さな子どもがいる家庭で備えておくべき防災グッズ~

備えを始める前に、大切なことは「自分の命と子供の命を優先」です。それがあっての持ち出しグッズです。

お子さんの年齢によって、抱っこでの避難なのか、手を繋いでの避難なのかでも変わります。あれもこれも必要にも思えますが、まずは命があれば、足りないものは支援が受けられるかもしれないし、落ち着いてから取りに帰ることもできるかもしれません。その辺りを想定して、災害時の防災グッズを第1次避難バッグと第2次避難バッグと分けて準備することがいいと思います。第1次避難バッグの基本は、「持てる・使える・助かる」です。防災グッズが充実していると安心ですが、あくまで重量オーバーにならないようにしてください。いったん落ち着いてから取りに戻る、第2次避難バッグは、持ち出し品リストを作り、発災時に必要度が高いものから優先順位を付けて、入りきれなかったものを、第2次避難バッグに備えます。しかし、外出するたびに防災グッズを持ち歩くわけにはいきませんよね。いつもの子育てバッグに避難グッズを足してみませんか?
例えば、最低限の防災グッズはコチラです。

1:スーパーのレジ袋
→トイレやオムツカバーとして使えます

2:ホイッスルまたは防犯ブザー
→外出先で閉じ込められてしまった時に、居場所を知らせるために使えます

3:さらし紐
→抱っこひもでの外出なら安心ですが、ベビーカーでお出かけしているときは危険なので、抱っこをしてしっかりくっついて避難することが必要。かさばらないさらし紐は抱っこひも代わりになります。

4:ミルクスティック・携帯食(チョコなど)
→普段持ち歩いているもの+αで非常用に準備

5:マスク
→避難所は密閉された空間で暮らすため、例えばインフルエンザに感染している人がいれば、周囲にもうつる可能性があります。そのため、マスクは常備しておき、いざというときの感染予防に使えるようにしておきましょう。

通常の防災用品のほかに、乳幼児のために3日分の備蓄を心掛けましょう

*乳幼児のために日頃から多めに用意しておきたい品:紙おむつ、おしりふき、子供にサイズが合った着替え、タオル、ティッシュ、常備薬、小さなおもちゃ、絵本
*乳幼児のために日頃から用意しておきたい食料関係:長期保存が可能なベビーフード、缶詰め、レトルト食品、水、粉ミルク、哺乳瓶、ストロー付きコップ、子供用スプーン・フォーク、おやつ、お茶・ジュース(粉末も便利)、カセットコンロ、カセットボンベ

避難所生活での困り事

東日本大震災発生後の調査によると、女性ならではの問題や困難は多様でした。
・仕切りがない空間で、人前で着替えや授乳が出来ない。
・子どもが熱を出したり病気になっても、ガソリン不足、道路が遮断されて病院に連れて行けなかった。
・離乳食やミルクが不足していた。
・震災のショックで母乳が止まった人がいた。
・雑魚寝状態で、寝返りをうったら知らない男性が隣で寝ていて身体が震えた。
・下着や生理用品など、女性ならではの必要な物資が届かない。普通サイズだけでSやLサイズ用がない。

ワンポイント

~避難生活で必要な行動~
食事について
・母乳
災害時には母乳が最適な栄養源となります。一時的に出にくくなっていても、継続させることが大切です。

・粉ミルク
市販の水を使う際には、必ず軟水を使います。哺乳瓶がない場合には、紙コップやスプーンで少しずつ飲ませるようにします。

・離乳食
離乳食がない場合、離乳を始めたばかりであれば母乳や粉ミルクで栄養をまかなうようにします。

・妊産婦の食事
 非常用の食事は、塩分が高めです。選択できるときは、塩分が少ないものを選ぶようにしましょう。

・アレルギー除去食
 自助としてもしっかり備えておくことが大切です。避難所で除去食の対応ができない場合にも、使用した食品を開示してもらう等のサポートをお願いしましょう。

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