はじめまして 特別支援教育アドバイザーの船木です。
普段は、船川第一小学校にいて、お父さんやお母さん方からお子さんについてのご相談を受けたり、幼稚園・保育園・小学校・中学校にお邪魔して、先生方と子どもたちについて作戦会議をしたりしています。
今回は、「ほめる」と言うことについて、少し考えてみたいと思います。
「ほめて育てることは、大切。」と言うことは分かっていても、日々の生活の中でタイミング良く子どものことを「ほめる」のはとても難しいものです。
「うちの子は、怒られるようなことは、たくさんするけど、ほめられるようなことは、なかなかしてくれないもの。」どうしても「○○しちゃだめ!はやく○○しなさい!」と言うことの方が多くなってしまうかもしれませんね。
ところで、自分自身のことを少し振り返ってみて、最近誰かにほめてもらったことはありますか?大人になるとなかなかほめてもらえることは少なくなってしまいます。
特に、子育て真っ最中のお母さん方は、掃除に洗濯、ご飯の支度、子どもの世話、普通にやるのが当たり前、時々失敗したり、手抜きをしようものなら、家族からのブーイング。
当たり前のことを当たり前に行うことが、どんなに大変なことか!
大人だってほめられたい!!
せめて「いつもお疲れ様。ありがとうね。」の一言があれば・・・。
子どもだって同じです。無理してほめてくれなくてもお母さんのにっこり笑顔と「今日も元気でいてくれてうれしいよ。」「ありがとう。」の気持ちを伝えてもらえれば。
我が子をいっぱいほめて認めてあげるには、お母さんでいられることに感謝しながら、心がいっぱい満たされていることが必要かもしれませんね。
誰かになかなかほめてもらえなくても、せめて一日の終わりには、我が子のかわいい寝顔をながめながら、今日、がんばったこと、良かったことを思い浮かべて、自分自身の「がんばりにエール!」を送ってあげましょう。
だって、子どもたちは、お母さんの笑顔が一番、大好きなんだから。