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子育てコラム

もらい泣きってミラーニューロンのせいなの!?

今年の夏は、なんと言ってもリオオリンピック!!
盛り上がりましたね。寝不足の日々が続いたのでは・・・。夜遅く?朝方まで?テレビの前で応援していた人も多かったのではないかと思います。日本選手の活躍には、目を見張るものがあり、目標に向かって諦めずにがんばる姿には、勝敗を超え、感動と勇気、元気をたくさんもらい、豊かな気持ちになれました。

全くの他人なのに、どうしてあんなにも心を動かされるのでしょうか。
人の細胞の中には、ミラーニューロンと言う物があると言うことをご存じでしょうか。この細胞は、ものまね細胞、あるいは共感する細胞と言われ、他人の行動を見ているだけで、自分も同じ行動をしているかのように鏡のような反応をする事から、こう呼ばれているそうです。
選手の一生懸命がんばっている姿を見て、手に汗を握って興奮したり、選手のことばや涙する姿にもらい泣きしてしまったりするのは、まさにこのミラーニューロンの反応と言えるようです。
実際に自分は体験していなくても、それを見るだけでミラーニューロンが活性化して、脳の中で同じように再現するのだそうです。
今回のオリンピックで活躍した選手たちを見ていると、良い仲間に恵まれ、すばらしい指導者に出会い、そして何よりも支えてくれる家族がいることの大切さを改めて感じました。
目標を持って前向きにがんばっている人に囲まれていると、自分もまた、それに影響を受けてがんばれる。逆に、いつも愚痴や不平不満ばかり口にする人に囲まれていれば、自分も後ろ向きな気持ちになってしまいます。

人は、常に周りの様々の物にたくさん影響されて生きています。
子どもたちが、一番影響を受けるのは、なんと言ってもいつもそばにいる大人(家族)です。家族、一人一人が生き生きと輝いていれば、きっと子どもたちもすてきな大人に育ってくれるのではないでしょうか。
未来ある子どもたちが、たくさんの美しい物やすてきな人たちに囲まれて過ごせますように・・・。

特別教育支援アドバイザー 船木祐子
特別教育支援アドバイザー 船木祐子
2016.09.01
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