こんにちは。平成29年4月から健康子育て課で、教育・保育アドバイザーをしています大渕玲子と申します。
私は3月に定年退職を迎えるまで、男鹿市内の幼稚園や保育園に勤務しておりました。子どもと一緒の生活は日々驚きがあり笑いがあり、時にホロリとすることもあり、本当に楽しく素敵な毎日でした。何よりも子どもたちは一日一日どんどん成長していきます。
昨日よりも今日、そして明日へ、限りない未来に向かって...。そんな大事な子どもたちを支えているのは家庭であり、お父さんやお母さんたちですね。
子どもを一人前の"人"として育てるのは大変なことです。日々のお母さんたちのご苦労を思うと、本当に頭が下がります。
私自身も仕事をしながら子どもを育ててきたので、皆さんの苦労が少しはわかるつもりです。私には義母が強い味方でした。同居はしていなかったので、義母の家に毎朝子どもを送り届け、そこから幼稚園の送迎をしてもらい、小学校になってからも(その頃児童クラブはなかったので)ずっと助けてもらいました。とても有り難かったです。
お母さん、独りで頑張りすぎていませんか?独りで何とかしようと思わずに、誰かの手を借りることや、独りで悩まずに、誰かに相談してみることも大事なことです。
その相手は祖父母だったり、ママ友さんだったり、保健師さんだったり、保育園や幼稚園、小学校の先生だったり...。皆さんの周りには、きっと手を貸してくれる人や相談に乗ってくれるはずですので、頼ってみてください。
そして、あんまり真面目に几帳面に子育てをしようとせずに、少~し肩の力を抜いてみることも必要です。そうしないとお母さん自身が苦しくなって、パンクしてしまいます。子どもはお母さんの笑顔が大好きです。笑顔とおおらかな心で接することが、一番いいことだと思います。子どもがなかなか思い通りにならない時、"もう~しょうがないなぁ~"と一度息抜きをし、笑ってみて、それからまた新たな手を打ってみるのも一つの方法ですよ。
眠っている子どもの顔は、まるで"天使"に思えますね。これから先もこの天使達が、きっと家族のみんなにたくさんの喜びと幸せを運んでくれるはずです。子ども達が、これからもすくすく元気に育っていくことを、心から願っています。お母さんたちも子育てを楽しんで、笑顔の毎日を過ごしてくださいね!
秋田県立支援学校天王みどり学園で編集・発行した「楽しい子育てガイド」という冊子の背表紙に、こんな言葉があります。
いい子だからかわいがるのではない
可愛がられた子がいい子になる
大切なものは目に見えない
でも大切にしたものは
子どもの姿に映る
子どもは心が満タンになれば
自分で考えて行動する