子育てコラム

約束するってどういうこと?

「○○しちゃだめだよ!約束だよ!」
「○○しなさい!約束したからね!」

お子さんに、何か適切な行動を伝えようとするとき、このような言葉掛けをしてしまうことはないでしょうか?
「約束する(約束を守る)」ということは、社会生活をおくる上で、相手と円滑にコミュニケーションをとりながら良好な関係性を築いていくためにも、とても大切な関わり方の一つです。
でも、子どもたちにとっては、「約束すること」が大人からの一方的な「注意すること」になっている場合が意外と多いのではないかと思います(もちろん、しつけとして、ストレートに大人からの指示や注意としてしっかり伝えることが必要な場面もありますが...)。
特に、幼い子どもの場合は、約束を守ることを学んでいる途中にあります。約束を守ることで、何らかのメリットを感じられないのなら、ただただ、叱られていると感じてしまいます。すると、次の行動の改善に、なかなかつながらないということになってしまうのではないかと思います。
 大人からの「約束だよ」の問いかけに、お子さんから「嫌だ」、「約束しない!」などの否定的で感情的な反応が頻繁に返ってくるなあ・・・と感じることが多いならば、大人側の「約束の仕方」について見直してみることが大事なときかもしれません。

【約束をするときのポイント】
(1)約束の仕方
・穏やかに、分かりやすい言葉で、伝える。約束を守れることはいいこと、守ってくれると私もうれしい、というメッセージも伝える。
(2)約束の内容
・約束の内容は、確実に守れるものからスタートし、子どもの年齢や理解力に合わせる。
(3)約束の伝え方
・肯定的な表現で伝える。「~しなさい」は、注意。約束に対する否定的なイメージをもたせてしまいます。
(4)約束後のかかわりを大切にする
・ほめられながら、約束を守った経験を積む。

子どもは大人と一緒に決めたという経験を積むことで、「なにか大事なことを決めるときは、大人と話し合って決める」というやりとりそのものを大切にできるようになると言います。そして、「決めたことを守って、それをほめられること」で、約束を守ることに、良いイメージをもつことができるようになります。
私自身、子どもの良いところをたくさん見つけ、たくさんほめる場面をつくるという気持ちで、「約束」ができるようになれればいいなと思っています。

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