子育てコラム

我が家の暴れん坊将軍

今年の4月から、1歳を過ぎたばかりの男児の相手をしている。
体重9.5キロ、身長75センチ。歯は上下で8本。歩行はまだできない。

言語は「アー」「ウー」「ンマンマ」「キャー」などで、固有名詞の発音はひとつもできない。今は〈ハイハイ〉が一番得意で、すごいスピードで家の中を這いまわって、のぞき見をし、頭の中に何かをインプットしようとしている。
1か月の間、孫のしぐさを観察し、小さいながら知恵の進歩が目につくので感ずるままに記してみる。

(1)家族の識別
朝一番、「おはよう」と挨拶すると、〔バーバ〕がわかり、口元をゆるめてかわいい顔でにっこりする。〔ジージ〕にも〔大ばあさん〕にも同じである。
保育園に行くとなかなか先生のところに行かない。泣くということは家族と離れたくないという気持ちだろうか。
最近は、田んぼにおやつを運んでいくが、〔ジージ〕のトラクターを見つけると、車の窓から身をのり出して「アー、アー」「アー、アー」と大きな声で叫ぶ。〔ジージ〕もトラクターから手を振り、実にほほえましい。
〔ジージ〕と一緒に車の中でサツマイモのおやつを食べ「ぷちグルト」を飲んで、ごきげんである。〔ジージ〕も仕事に精を出せるようだ。

(2)食べ物
離乳食初期は、母親も随分気を遣っていたが、最近は塩分、糖分、柔らかさの加減を注意しながらいろいろな食品を与えているようだ。
納豆入りのお好み焼き、かぼちゃのクリームシチュー、フレンチトースト、豆腐と野菜のみそ汁、ふりかけごはん、のりごはん、バターロールにコッペパン、米粉パンと多彩である。
〔バーバ〕はフルーツを与えがちだが、果糖が多いと注意される。
市販の赤ちゃん用品もおやつからおかず、ヨーグルト、ジュレ等、随分たくさん出ていて驚くばかりである。
孫は、自分の口に入れられたものがおいしいときは、手を叩いて喜ぶ。食べたくないものは手で払いのけ、「ンー」「ンー」と言いながら別のお皿を指す。食べさせる側は時間をずらしたり、好きな童謡をきかせたり、ビデオをみせたりしながら食べさせようとするが、どうもうまくいかない。無理はしなくていいだろうと思っている。

(3)眠りの国への誘導
孫は、保育園に行かない日の睡眠は、午前は1時間半ぐらい、午後は2時間ぐらいである。今は前抱っこで寝かせているが、眠るまでが一苦労である。童謡を歌ってスクワットをしたり、横揺れをしたりしていると、いつのまにか静かになる。実に安らかなかわいい寝顔である。

(4)この頃の成長
携帯電話やリモコンなど大人の真似をしたがるのは、どこの赤ちゃんも同じだと思う。今までは携帯を私の方に突き出して「話してよ」という動作だったが、最近は、自分の耳に当てて「アー」「アー」とでっかい声で話している。相手とやりとりをしようと懸命である。
テレビのリモコンは絶対本物でなければだめで、小さい指先でボタンを押すと二画面になったり、チャンネルが変わったりするのが楽しいようだ。
いずれにしても、大人のしぐさをよく見ていることは間違いないようで、子守役の責任は重大である。コンロの周りだけは絶対に触らせないように注意している。
「子どもは親の背中を見て育つ」と言われているが、〔バーバ〕の背中も見られているので、よく考えながら孫の相手をしていかなければならないと思うこの頃である。

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