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子育てコラム

親子で一緒に体を動かしましょう!

さわやかな季節となりました。スポーツの季節の到来です。

さて、男鹿市教育委員会は、昨年度文部科学省の委託を受け、子どもの健康課題解決支援事業の実践指定地域として、「子どもたちが、生涯にわたって健康な生活をおくるために~望ましい運動習慣と食習慣の確立を通して~」というテーマのもとに、アンケートやリーフレット配付、講演会、ストレッチ教室などに取り組みました。

その取組の中で、最も手強いと感じた課題は、ズバリ『運動習慣の確立』です。アンケートで「健康な生活には運動が大切」と回答した割合は、食事や睡眠と比べると低く、運動は意識しなくてもできていると感じているようです。私が子どもの時(ずいぶん前の話になりますね)は外遊びが主流でしたし、徒歩通学が当たり前でしたが、今はそうはいきません。運動も意識して取り組む時代になっているのです。

秋田大学の先生に相談した際に、「最も運動する時間が短い世代は子育て世代」とのお話を聞きました。仕事や子育てに忙しく、運動するゆとりがないのが実情のようです。自分も思い当たります。

そこで提案です。お子さんと一緒に、次の2つを頑張ってみませんか。

①負担にならない範囲で、歩く機会を作りましょう。
近所のコンビニに行く時も自家用車という方はいませんか。実は私もそうでした。(今もそうですが・・・)歩くのが負担にならない距離は歩きましょう。歩くだけでも結構体力増進につながります。散歩もおすすめです。

②親子で一緒にストレッチをしましょう。
ストレッチは血流促進の作用もあり、腰痛、肩こりにも効果があるそうです。柔軟性が向上するとけがの予防にもなります。更に精神的に安らぐ効果も。二人でできるストレッチもありますので、お子さんと一緒にいかがですか。

日本体育大学 津山教授が、講演の中で「運動好きな子どもは、大人になっても運動をする傾向にある。健康な高齢者は子どもの時に運動が好きだった人が多い」「体を動かかすことはメンタルヘルスの面でも効果的」とお話しされていました。
子どもとお父さんやお母さん、おじいさんやおばあさん、家族全員が『生涯にわたって健康な生活を送るために』運動について考え、できることから実践していきたいですね。一緒に頑張りましょう。

男鹿市教育委員会 学校教育課 笹渕
男鹿市教育委員会 学校教育課 笹渕
2018.10.01
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