令和3年度は船川保育園でも避難場所の見直しが行われました。平成22年に現在の場所に移転してから翌年23年に東日本大震災があり、今までの避難場所は道路向かいの芦沢1区高台となっていました。しかし年月を経て、避難の途中川の横を通過することと、急激な過疎化により、生活道路として使われてきた階段が雪で歩けない状態になっているなどの状況を踏まえ、数か所の候補を決めて避難訓練を行い、時間を計ったり、おんぶや避難車なども使ってみたりして、全職員でメリット・デメリット等について話し合いました。その結果、各方面の方からご尽力いただき、避難場所は近くのビルに決定したのでした。
(雨でも、雪でも室内に避難できるなんて・・・何とありがたや・・・)
年度末には一年間の避難訓練の振り返り、クイズを出したのですが・・・
私「さて、今度から地震の時に、保育園で逃げる場所はどこでしょうか?」
子どもたち「(自信満々に)た・か・だ・い!!!」
私「・・・ちょっと違うところに逃げたりしたよね?他にはどこに行ったっけ?」
子どもたち「たかだい!たかだい!」
私「・・・。(遠い目)」
子どもたちの意識を変えていくのは、まだ、避難訓練の経験が必要なようです・・・(!)