私は42歳目前で第3子を出産しました。
今では40代で出産は珍しくなく、むしろ多い印象を受けます。
私に限った話かもしれませんが、40代で筋力がすでに衰えていました。
寝起きは夜中の授乳で首から腰にかけてバキバキ。起き上がるのに仙人の杖が必須で、合言葉は「アイタタタタタ」
それに加えて、人より気持ち多く、且つ早く食べてしまう体型なので、膝や股関節への荷重も人一倍かかり痛みが出るのです。
身体がボロボロで朝を迎えるのって辛いですよね。
そこでこの疲労感は太刀打ちできないなと悟り、いろいろなお助け用品をいろいろ試してみました。その中でもこれは皆さんにお勧めしたいなと思った7つ道具を御紹介したいと思います。
名付けて産後神7セブン
第7位 スリング
沢山ある新生児から使えるアイテムの中で私のイチオシです。
ただ、使い方に慣れるまでは何度も繰り返して使いこなす必要があります。
もちろん買う前に使ってみたいという方にはご用意していますので、レンタル(有料)を活用してほしいと思います。
慣れると30秒ほどで一心同体になれます。
新生児期は首が据わるまでは両手で抱っこするので両手が空くということはほぼありません。その両手が空くのがスリングのポイントです。
そして赤ちゃんにとって密着度と体勢がおなかの中にいた時と同じであり、安心感に包まれます。ぐっすりと深い眠りについてくれます。
第6位 バスチェア
こちらは第一子の時から愛用しています。
抱っこをしていると、両手が空かないことをスリングのところでお伝えしました。
そこで困るのがお風呂です。協力してくれるおうちの方がいればいいのですが、私の場合、農繁期はあてにならず、一人でお風呂に入れなければなりません。
そして子どもが増えると千手観音様の腕が欲しいと切に願います。
そんな時バスチェアがあれば一時休憩所のようなところとして活用できます。
お風呂上りも、お母さんが体を拭く間だけでもそこに寝ていてくれるのは助かります。
つかまり立ちが安定するようになると使う頻度は下がるものの、次はリビングでご飯を食べるときに大活躍してくれます。
第5位 電動鼻水吸引機&ヴィッ●ス ベポ●ップ
生後6か月から使える指定医薬部外品です。
鼻づまり、くしゃみ等風邪の諸症状の緩和に効果的です。
生後6か月頃になると、お母さんからもらった免疫が底をつき、風邪をひくようになります。
一般的には6か月と言われていますが、うちは3か月未満で風邪ひきました...個人差は大いにあると思います。
そんな時に、電動鼻水吸引機で吸った後に塗ると効果的です。
吸引機は手動も3種類くらいありますが、電動を知ってしまった今は出動する機会はありません。寝る前に1回だけ頑張って吸引して、べポ●ップを塗ると心なしか眠れる時間を確保できる気がします。
吸引もなかなか自分ではできないという方にもコツを伝授いたしますので聞いてくださいね。
第4位 出張リラクゼーション
なんと奇遇にもお店は男鹿市ではないのですが、男鹿市在住の方にお世話になっています。
秋田では珍しい妊婦さんもできるリラクゼーションで、私もうまれる2週間前まで施術してもらっていました。
産後1か月くらいは骨盤が緩んでいるうえに、バストもうつ伏せは長時間耐えられないので2か月以降がいいかと思います。
出張代はかかりますが、赤ちゃんを車に乗せていくことを考えたら、断然出張をお勧めします。背に腹はかえられません。もし受けたいけれど、赤ちゃんを見てくれる人がいないという場合は私にご相談ください。
産後こそリラクゼーション必要です。いや、必須です。お母さん頑張りすぎないで‼
第3位 ルンバ
掃除しなくても死にはしないとは言うものですが、私は掃除しないとウズウズして気になってしまう性分なので掃除したという事実が欲しいタイプです。
そんな私にぴったりなのがルンバです。ルンバするために物を寄せるのが面倒という声もありますが、寄せられないときは寄せない。ありのままです。
ルンバにしてから子どもたちにいい変化がありました。
床に置きっぱなしにしておくとルンバに吸われてしまうので、「ルンバいくよ?」という言葉かけだけで自ら床のものを片付けるようになりました。
「片付けなさい」というよりも言われて嫌な言葉ではないですよね。
第2位 ウォーターサーバー
男鹿の無印さんにもおいてあるウォーターサーバーを半年前に設置しました。
蛇口から引っ張るのでタンク交換がないという点にひかれたのですが、こちらも思っていた以上に便利でした。
ご飯の時に「飲み物ほしい」とピーチクパーチクいうのはうちだけでしょうか。
麦茶もきらせないので、一日中米を研ぐのと同じくらい麦茶を作っていました。
それが一切なくなったのです。自分でコップに水を入れ、冷えているのが出るので子どもたちからも大好評です。
そして最大の利点がジュースよりも水を好むようになりました。水筒準備も自分でサーバーから汲んでいくのが楽しいようで勝手にやってくれます。健康にも一役買い、母の仕事も一つ減り、万々歳です。
第1位 配食サービス
今や栄養バランスも考えられた食事が冷凍で送られてきて、湯煎するだけで食べられます。
お弁当型になっていて電子レンジでチンするタイプもあります。
私が使ったのは産後半年くらいの時期でしたが、産後すぐから使えばよかったと思いました。大人2人子ども3人ですが、量が多めなので、2人分の量で充分でした。
買い物も行かなくてもいいし、冷凍庫はパンパンになるけれども一週間ですっからかんになり、また届くという繰り返し。
私はご飯を炊いて、みそ汁を作れば完成です。
デメリットとしてはメニューが大人向けなので時々辛いものもあり、子どもからは不評でした。そしてことあるごとに「お母さんが作ったご飯が食べたい」と友達に話すために、なんだか気まずい空気感に負けてしまい、数か月でやめました。
それでも一番大変な時に買い物も行かなくてもいい、湯煎で出来上がるという簡単さは導入してよかったと思っています。今でも3食分は冷凍庫でお守りのように眠っています。
冷凍庫に入れておけば賞味期限も長いので、副菜に使用したり未だに活用しています。
産後の神7セブンいかがだったでしょうか。
思った以上に長文になってしまい、最後まで読んでいただけて嬉しいです。
便利なものたくさんありますよね。なかには人にしかできないこともあります。そんな時は私たちが力になれるよう役所の方たちと連携しておりますので安心して頼ってくださいね。
できれば妊娠中に知りたい内容ですよね。ぜひ周りに妊娠中の方がいましたら一人の経験談ですが読んでもらえたらなと思います。